11月ハードフォーク予定のSegWit2xについて調べてみた

BitcoinはBitcoin Cash、Bitcoin Goldに続いてSegWit2xのハードフォークを11月に予定しています。

今回はそんなSegWit2xについてまとめていきます。

SegWit2xとは

まず、SegWitとはSegregated Witness(分離された署名)の略で、トランザクションに含まれる署名をブロックから分離して保存する方法です。

通常は、署名部分がトランザクション内に含まれており、60%以上を占めています。

このSegWitにより、取引の容量を圧縮することができます。

ビットコインはブロックチェーンの1ブロックの容量が上限に達したため、取引の遅延などの問題が生じました。

そこで解決案としてSegWitという方法が提案されました。

SegWit2xはこのSegWitに加えて、更にブロックサイズを2倍にする方法です。

SegWit2xはバリー・シルバート氏によって提案されたハードフォーク案です。

SegWitはブロック内の容量の圧縮なので、前のブロックチェーンと互換性があるためソフトフォークです。

それに対してSegWit2xはブロックのサイズをある時点から2倍の大きさにするので、前のブロックチェーンとの互換性がなくなり、ハードフォークで分裂します。

現在、SegWit2xで分裂したコインがBitcoinにとって代わろうとしていて、Bitcoin開発者はSegWit2xに反対している状況です。

問題点

開発者が一人しかいない

Bitcoinなどの仮想通貨の開発者はたくさんいますが、SegWit2xの開発者は一人しかいません。

そのため、もし問題が生じた場合は対応が困難になります。

また、開発もあまり進んでおらず脆弱性も指摘されており、様々な問題を抱えているのが現状です。

しかし、多くのBitcoinマイナーには支持されています。

マイナーはマイニングによってより多くの報酬を望みます。

取引量が多くなるとマイニングによる報酬も増えるため、マイナーはSegWit2xを支持しています。

支持している人が多いので、今後開発者が増える可能性があります。

マイナーの85%が支持している

マイナーの85%SegWit2Xを支持しています。

マイナーがSegWit2Xに移ってしまった場合、Bitcoinにはマイナーがほとんどいなくなってしまうのでブロックの生成などに問題が生じて使い物にならなくなってしまいます。

そうなった場合はBitcoinの価格は大きく下落してしまいます。

リプレイアタック

リプレイアタックという問題が引き起こされる可能性があります。

具体例を挙げてみていきます。

ハードフォークが起きて分岐したブロックチェーンのオリジナルの通貨をA、分岐してできた通貨をBとします。

ハードフォークが起きるとAとBの通貨両方が手に入ります。

①まず、取引所から10A取り出すと、10Bも引き出されます。

②10Bをウォレットに移して、10Aを再び取引所に送金します。

③再び10Aを取り出すと、10Bも引き出されます。

このように①②の動作を繰り返すことによりBの通貨を不正に引き出すことができます。

取引所がハードフォークに対応しきれていない状態だとこのようなリプレイアタックが生じる恐れがあります。

Bitcoinの送受信は、取引所の対応が落ち着いてから取引を行うのが安全です。

SegWit2xの現状

2017年10月現在、Bticoin.orgがSegWit2xを非難するブログを公開しました。

Bticoin.orgはビットコインの初期にソフトを頒布するために作られたサイトです。

そのBticoin.orgがSegWit2xを支持する企業をブログで晒して避難しています。

日本の企業ではビットフライヤーが晒されています。

今後、SegWit2xのハードフォークは起きるのか、各取引所はどのように動くのか注目してく必要があります。

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